かしこくもなりたいし、女の子にもなりたかった。

とってもガーリーなゆるふわ愛され何でも屋を目指す、30代男性がお送りするファビュラスなブログ。

ここ最近書いてなかったハッカソンの話。

書いてなかったのは、まとめてたり色々書いてたりこねくり回してる間に旬を逃してたり、っていう極めて残念な理由なんですが、ちょっと色々これから書きつらねる前に出たハッカソンについて簡単にでも触れておこうと思います。

TechCrunch Hackathon 2014

WebMusicハッカソンより前に実は参加を決めていたのがこれ。もともとkirinsan.orgでの参加の予定が、当日チームビルドするという方針だったため、音楽性の違いにて解散という体で松尾先生率いるkirinsan.org スーパー5(と僕は勝手に呼んでる)と、僕は僕で別チームにてデザイナにつくことになりました。

僕のいないkirinsan.orgは、MOVERIOでスカウターをつくっていて、顔認識で色々HUDに表示するもの。この辺りは氏のブログの方にて詳しく。EPSONの賞を獲得し、MOVERIOの実機を1台ゲッツしていました。羨ましい。

で、僕のいたチームは、過去の新聞記事やソーシャルから感情分析し、企業の「人格」を浮かび上がらせるWebApp。もともとは企業のネガポジ判断を元に投資判断する「儲かる」システムをスタートとしていたものの、実現性であったり見せ方であったりのいろんな視点から、「人格」を浮かび上がらせ、極めて適当な「買い!」とか「イケてる!」の判断を最後に表示するそんなサービスになりました。

このハッカソンで思い出深い点は

  • イデアソンによるアイデア出しからのお行儀のいいスタートを覚えれたこと。
  • イデアを起点としたチームビルディングをするというそれはそれで真っ当なチームビルドを経験できた点。
  • いつもの2人での参加ではない、ちょっと違った開発体験ができたこと。(実際、これが翌年からの僕の仕事の在り方を大きく変えることになります)
  • なんだかんだで無冠で終わらないのがkirinsan.orgクオリティ。音楽性の違いで解散しててもちゃんとどちらも得賞があったのは良かった。敗北を知りたい。

Open Hack Day 3

紆余曲折あり、再びアビーロードの前で再結成を誓ったkirinsan.orgの新たなる挑戦がこのOpenHackDay。規模としては相当大きく、過去に参加したハッカソンの中で最も多くのチームとの争いとなった本ハッカソン。テーマは自由。TCの時も思ったもものの、テーマ自由は想像以上に難しいものです。我々としても「テーマありき」を得意としてきた面がある故に少々頭を抱えます。

そこで我々が選んだテーマはこれ。

「人はうんこをする」

そう、なんの躊躇もなく、アイデア出しした中でこれを選ぶのがやはりkirinsan.orgクオリティなのである。

真面目なネタもそれなりにあったんですよね。thetaで空間上にアノテーション書けるWebAppとか。でも、深夜にプレミーティングなんてしてしまったkirinsan.orgは何の迷いもなく「やっぱうんこだよな」と、まあそうなるわけです。

しかし面白いもので、もうkirinsan.orgのデュオでのハッカソンはこれで3度目。始まってしまえばもうお互いが何をどうするかなんて特に話もせずに実装を始めます。今回の違いは、真面目にgitを使うようになったということ。元々非エンジニアである私の非常に大きな進歩です。

結果は初の無冠。非常に残念だったものの、IntelさんはEdisonボードくれたりしたので、個人的には満足。あと、Webベースだった割にネイティブだと勘違いしてる人が割といて、その点は割とフロントエンドエンジニアとしては嬉しかったりしました。


TCハッカソンの後、チームMocalのメンバーが開発参加していたWebサービスの開発にジョインすることとなり、齢30、芸歴約15年にして初めてWebサービスの開発に携わることになりました。何が起きるかわかりませんね。

去年の頭に参加したハッカソンからして「あ、もしかして俺こういう世界でやっていけるんじゃね?」という根拠のない自信をつけさせてくれるというのはハッカソンのいいところなんじゃないかな?と思います。

ここ最近kirinsan.org以外でも出るようになったものの、kirinsan.orgの方は別枠の面白さがあるので、やっぱりいつもの2人で次のハッカソンに出たいものです(既にアタリもつけています)。

で、なんで今更になってこんな振り返りを書いているのか? 続きは次のエントリーで。