かしこくもなりたいし、女の子にもなりたかった。

とってもガーリーなゆるふわ愛され何でも屋を目指す、30代男性がお送りするファビュラスなブログ。

PHOTO HACK DAY JAPAN @ mixi HQ

f:id:takustaqu:20140228022128j:plain

タイトルのイベントに、参加してきました。所謂最近はやりのHackathonなるものです。

言い出したのは俺でもなんでもなくkirinsan.orgなど俺の数ある悪のりの片棒を担いできた@niusounds、通称niuやん。まあなんの事無くいつもの感じで「これいかない?」ときたので、俺も「いぐ」と軽いノリで参加を決めた次第です。

結果から申し上げますと、芸人枠である我々に与えられる賞などないと思っていたらどっこい、API賞をSendGrid様、FlashFoto様、ゼンリンデータコム様から頂ける等思った以上の成果となり、思った以上の成果を上げれたので万々歳でした。

作った作品名は、

Na・Gu・Ri・A・i (某クリステル風に読んで下さい)

現代社会、拳で語り合う事も大切なのでは無いか?という本ハッカソンの写真というテーマを軽くスルーした意欲作です。作品の詳細は書くと非常にしょうも無いので、この辺りを参照してください(ぉ

f:id:takustaqu:20140228022521p:plain

(上のサムネイルをクリックで、Facebookのアルバムに飛びます)

 

殴り合いに至るまで

前日パーティーで異文化コミュニケーションを繰り広げるために忍者を斬る謎のWebアプリを作る等このハッカソンLEAP motionを使う気マンマンだったので、パーティー後の打ち合わせでもLEAPを使うというのは割と既定路線だった感があり、「もうなんも浮かばなかったら相手の写真をボコボコにするの作ろうぜ」みたいなアイデアはもうそのあたりからだいたい固まってました。

インパクト勝負、そしてAPIビッチ(新語)で行こう。オチはいつもNAVI!とだいたいこの辺りも実はAPI解説を聞く前から腹が決まっていた訳ですが、FlashFotoの担当者の説明(これがまた時間が押してる事もあったのか、他と比べておっそろしくさっさと終わってしまった)を聞く中、niuやんがとなりからこつきながら笑いをこらえつつこれを見せてきたわけですよ。

f:id:takustaqu:20140228014216p:plain

いや、マジで。天は我に味方した、って思ったね。思わず「あるんやったらいうてぇやぁ♡もう♡あるんやぁん♡」と、これだけでテンションがMAXになった次第。おそらくFlashFotoのAPIの存在を全チームの中最も喜んだのは我々であろう。こればかりは自信がありますね。(あったところでどうだって話ですが)

実制作

f:id:takustaqu:20140228024143p:plain顔が確定するまでは、実はあの歯車になってる。
表示されないけど。

使用したAPIはこのFlashFoto、動きの検出にLEAP Motion、写真の最終仕上げにAviary、そして当初の構想にありながらぎりっぎりまで実装が後回しになり、提出後の追加で発表時のサプライズとなったいつもNAVI(とはいっても一応API叩いている程度で座標も決め打ちだったんですが...)の4種。ホントは写真の背景をケンカのテーマに応じてGettyImageなりShutterStocksから持ってくるってアイデアもあったんですが、このあたりは流石に盛り込みきれず。

分担としては、デザイニング及びUI周りのスクリプトは俺、niuやんがそれ以外という感じ。以前と比べてこの辺りの分担も多少なりとも綺麗に出来るように出来るようになったと思うんだけど、どうですかね?niuセンセ。

いざプレゼン

f:id:takustaqu:20140228030529p:plainPhoto taken by THE BRIDGE

そして発表ですよ。いやはや、急ぎで出さないとと焦ったものの、提出順としては相当速かったらしく、よりにもよって我々が一番目でした。いやー焦ったね。プレゼンテーションは審査員が殆ど日本人で無いということもあり、英語で行いました。(すっげーむちゃくちゃだったので勢い任せでしたが)

笑い所としては「Naguriay」というAviaryのパクリロゴをCEOであるTobias氏に面と向かってごめんちゃいしたところと、長い処理時間を「忍者を叩き斬って待ちます。こいつが私の両親を殺しました。この人でなし!えぃ!」みたいなところ。自分自身が緊張してあんまりよくわかってなかったのですが、少なくとも最大の笑い所と想定していたこの2点が言うほどウケなかったことだけは分かりました。

マジメな話として意識したことは「テーマを明確にする」「目的をはっきりさせる」「時間をダラダラ使わない」「さっさとデモに行く」の4点。制限時間は4分でしたが、まあ4分を使い切らずに行きたいなとおもってやってたら、蓋を開ければ3分で終了。駆け足過ぎたかとここでも反省。

しかし1番手をとったことで何が良かったかと言えば、全発表をかなりじっくり落ち着いて見れたという点。お笑い枠は我々だけだと思っていたのと裏腹に想像以上に上を行く面白さをもつ他チームの発表に正直軽く凹んだりしたものの、「こう来るか」「あーこういうの俺もやりたかったんだよな」的なもの、「なんだこの謎の技術は」的な物等にただただ驚きとカルチャーショックの連続でした。

発表してみて。

面白かったのは、「これサービス展開しないの?」と聞かれたり、となりの席の某映像系ベンチャーの方に名刺もらって「エンジニア募集してるよ!」的な事言われたり(見てたら:僕で良ければ行きますよ。LinkedInのスキル欄とか更新しときました!)そういった意味で「あぁー、なんかきっと西海岸方面のハッカソンってこんな感じをさらに規模大きくした感じなんだろななど、思わぬ場所でシリコンバレーの香りを感じる事が出来たのがやはり大きな収穫でした。

その後も他の参加者(受賞者軍団みたいな面々....)の方々といっしょに居酒屋に入り、お知り合いになれたりと、こういう場で面白い人たちと出会えるってのはやっぱり良いな、と思いましたね。

終わってみて

出てみての反省点は、英語勉強しよう、もっと出来る事増やそう。もっと笑いを取れるようになろう(違)

作った物の今後としては、 Naguriayオリジナルバージョンはそもそも単体で動かすにもサーバーにプレーヤー2人という前提なので、普通に公開しようがないシロモノなのですが、わりと僕とniuやんは公開版を作る事に乗り気なので、僕は僕で分担箇所であるUI周りの刷新に手を付けました。オリジナルはLEAPと顔写真ありきでしたが、スマートフォン向けだったり、SNSアバターだったりを使うのもいいよね、みたいな感じで新たな「殴り合いコミュニケーション」をインターネットに持ち込めればなーみたいに考えてます。

他のグループの作品にもいろいろ言及したいのですが、この辺りは書き出すとキリがないので...みんなすげかったんすわ。受賞作はこのあたりで紹介されていくっぽいですよ。>>THE BRIDGE

いやー、ハッカソンって素晴らしい。もっと出たい。niuやん、なんかおもろいのあったらまた行こう。

あと、○ンタレスト作りましょう。俺は本気と書いてマジです。