CP+ 2015 私感
そもそも事前に殆ど情報は出てしまう訳なので、興味なければ行かないという選択もあったもののなんだかんだで観に行ってきました。
Sony
- αで出ると予想されるAPS-CのEマウントフラッグシップ機は事前情報通り無し。今年もNEX-7で耐え抜く事を求められるらしい。
- 新レンズはもれなくFE。どれも欲しいっちゃ欲しいけど、このなかで選ぶならどれか?となると、Distagon 35mm F1.4 と 28mm F2だろうか。24-240mmはあれば欲しいっちゃ欲しい
- FE 28mm F2のワイコン+魚眼は、ファインダー越しに判る程度には収差が出てた。とはいえそれなりに実用性はあると思う。問題は価格....
- 最大のサプライズはまさかのVAIOの展示があったことだろうか。しかもVAIO(株)の人も普通にSONYシャツ着てたし...いろいろ面白い話も聞けた。とりあえずサンプル機と同じUSキーボードで売ってくれるならマジで買うって言っておいた。
Panasonic
- 今年はほぼスルー。まあ別に目新しいモデルないしね...
Olympus
- 例のボディなしフォーサーズとE-M5 MarkIIが目玉。どちらも混みすぎててとても手に取れなかった。
- 衝撃だったのは、アクリルで作ったOlumpus Penに例のマウントだけカメラを埋めてたこと。普通にクール。
- 正直な所Sonyのレンズスタイルカメラとの差別化はイマイチ見えてこないものの、比較的レンズが選びやすいフォーサーズというのはまあ魅力。問題は価格か。
DJI
- 個人的に一番面白かったのはここ。去年以上にブースが凝ってた。
- ドローンで有名な同社だけど、驚きだったのがこれ。DJI Ronin。所謂モーター駆動な手持ちジンバル。これが40万以内で買えるとなれば、Steadicam + ジャケットよりかなりお買い得感ある。(なによりステディカムよりセッティング出しやすいだろうしね)
Lytro
- Illumの実機をじっくり触ったのは今回が初めて。
- アンケートに答えたら実機が貰えるかも!ってやってたので秒速で答えた。ライトフィールドカメラは作品作りにもだけど、計測機器としてもナイスだと思ってるので、そういう面も書いた。
NHK
- 8K液晶で8Kの紅白をデモしてた。
- 8Kならではのポイントとしては、背景のLEDアレイの粒子感だったりスパンコールの光沢だったりの繊細さが増してる感はある。
- とはいえそもそもSonyブースの超大型LEDモニタがたいがい綺麗なのに4Kだったことから、8Kの利点ってなんなのか?と問われればやっぱりうーん、ってなっちゃう感。実際の映像見れば衝撃なのかなーとか思ってただけに、このあたり少々残念。
- しかしこんなテスト撮影、そもそも8Kで撮るだけで大変なんだろうにちゃんと60pになってたのはスゴイね。民生機でもはやく実現してほしい。
まあ例年に比べてイマイチ盛り上がりに欠けるな...ってのが印象ですが、それなりに面白いものは見れた。とはいえ並んでまで見たいものはそんなになく、日曜日の最終日とはいえものの1時間少々で退出。今年の目玉はCanonだったんだろうけども、そもそもCanonは守備範囲外ですしね...
まあ来年に期待&ソニーの新レンズの価格をワクワク待つことにする。