Macのクリーンインストールで躓くなど。
メンテナンスの容易さが売りのMacですが...
まあ主題の通りです。おもっくそ躓きました。ちなみに状況は
- 15インチ MacBook ProのEarly 2011 (RAM16GB化、2SSD化改造)
- 暫く常時商用電源運用だった故に、バッテリーは死亡
- あまりにホイールがグルグル回る故に再インストールをして環境再構築を決意。
何で躓いたかというと、まさかの「ハードウェア的に特に問題なさそうなのに、いろんなパティーンでOSをインストールさせてくれない」という聞くからに面倒なトラブル。
とりあえずレッツ再インストール。
まあ今時のMacをお使いであれば、そもそもリカバリディスクなるものが存在しないのはご存じでしょう。例によってPowerキーを押してすぐOption(⌥)キーを長押しでブート領域を切り替えれるので、さくっとレスキュー領域から起動しましょう........
と思ったらこれです。
工工エエェェ(゚д゚; )ェェエエ工工
たまったもんじゃねえです。起動しやがりません。
さあもうこれでお終いかと思いきや、Macはそんなときでも大丈夫。起動ディスクの選択時に無線LANのアクセスポイントを設定すると、Appleのサーバーから直にブートイメージをダウンロードして起動してくれます。なんとも未来的じゃないですか。SSDを差し替えて真っ新なドライブとかにしちゃっても安心って事ですよ。
これで無事起動、インストーラーが立ち上がり.....あれ、Snow Leopard? Lion? ブートイメージとしてはSnow Leopardだけど、立ち上がるインストーラーはLion....なんか変ですね。まあそのまま先に進んでみると...
適格性の確認の段階でコケて、この表示。こまったもんですね...
the 手詰まり。
といってもまあ差し支えのない状態。こいつに付いてたLeopardのリカバリディスクなんてとっくの昔に捨ててますし...
PRAM周りか?だとしたら怪しいのはバッテリーが死んでる事なので、素直にバッテリーを交換する事にします。1.4万円ぐらい。まあしゃーないです。
というわけで交換して再トライ。
.......変化ナシ!
では今度は、手元のiMacでMavericksをダウンロードし、その中身のDMGをUSBメモリに書き出して、そこからブートしてみましょう。
なんでよ。MacBook Airだと普通に起動するのに。
内心ここでメモリモジュール周りとか、あるいは今まで遭遇したことのない対処のしようのない故障なのではないかとビクビクしてきたのですが、思い切って最後の手段を使う事にしました。
結局最後の頼みの綱は、ターゲットディスクモード。
Powerキーで電源投入後、Tキーを長押しする事で、MacはOSのブートではなくターゲットディスクモードなるモードに切り替わります。このマシンだと、FireWireとThunderboltのマークがスクリーンセーバーとして現れます。
実はこのモードで起動する事により、Macが単なる外付けHDDドライブとして機能します。この機能を使い、MacBook AirをターゲットディスクにしてiMacをAir上のディスクからブートさせる、といった離れ業も出来ます。
ここまで言えばもうお分かりですね?そう、MacBook AirとThunderboltケーブルで接続して、MacBook AirでOSをインストールしてしまうという手です。
とりあえずはOSのインストーラーは普段見慣れている通りに進みました。インストールが完了すると普通にMacBook Airが真っ新の環境で立ち上がりますが、電源を落としてThunderboltを引っこ抜けばまた内蔵のドライブからブートします。
これでMacBook Proを再起動してブートすれば大成功なのですが.....
上手く行きました!
地味にESDからの再インストールって鬼門なんだろうか
自分以外でこの症状にぶちあたっている人を見つけられなかったのですが、正直ちょっと面倒です。Macが複数台あれば簡単に解決できる問題ではあるものの、そうでなければなかなか絶望的ですからね。
まあなんてことない、困ったときにはこう言う事も出来ますよ、ということで一つ。
しかしこの不具合、Appleに報告したい一件なんですが、どこで言えば良いんですかね。